33年前に生まれた車
3年ぐらい前に突如として、私の元へやってきた88年製 VOLVO240GL
「この先乗る事はないから引き取ってくれる」「スクラップに出すところだったんだ」という事で有り難く引き取り私が乗る事に決定。
まだまだ距離は少ない7万キロワンオーナー車でした。
88年製でワンオーナーでこの距離。
もう奇跡の様な車輌。多分日本に現存している240でもトップクラスの低走行車輌。
ですが、数年間放置してあったので、
普通に乗れる状態にするのはちょっと大変でしたけどね。
まずフロントガラスの脱落
車のフロントガラスは強力な両面テープで密着しています。
この頃のは両面テープも今ほど優秀ではなく、年数と共にフロントガラスの重さで下に下がってくるんです。そうです雨漏りです。。
人間で言うとほっぺが垂れてくる様な感じかな。。
ストッパーか何かついていればいいんですけどそんなもんはなしです。
ガラスを取り外し新しいテープを貼り直すためにガラスリペア屋出せば完璧なんですけど、頼んでも10万円は軽くかかります。剥がす時にガラスが割れるリスクもあるので、そんななか思いついたのは思い切って外側からコーキング、やってみたら雨漏りは無事クリアしました。手間はかかるが数百円で見た目も問題ない。マスキングさえしっかりやれば見た目も全くわからない。
次にドアガラスが上下しずらい、昇降がとにかく遅いんです。
これはドアガラスレギュレータについた古いグリスを取り除き再度グリスアップを施し復活⤴️ グリス代数百円
ワイパー不調、ワイパーモーターのマグネットが外れて回らない、ならモーターをバラしてマグネットを再接着。
未だ動きは悪いが、なんとか作動中。
接着剤代のみ数百円。
ここが手間がかかり予算もかかったところがエアコンです。配管に溜まったカスをエアを吹き続け数日間放置し使える配管まで戻り、エバボレーター清掃、リキッドタンク、コンプレッサー交換で見事復活。
そして水回りの整備がスタート
年数経ってるしねここは必ずやらないといけません、
その前にタイミングベルト系交換
ボルボは7万キロで交換をお勧めします。
ラジエーター内はサビもなく状態はよかったんですけどウォーターポンプ周辺で異音が気になり、ラジエーターホース、ウォーターポンプ交換、
オイル、ミッションオイル交換をし見事に240は復活しました。
この辺りの車は不具合が出てもわかりやすく素直ですね。
まだまだ乗れるこの車、快適さはないけど、乗っていて楽しい車です。
それでも数十万円で済みましたよ、
部品も安いですしね。
新しい車を買い替えるより全然安く済みました。
33年経った今でも当時を彩った車には、過去の栄光を司る存在感が今でも輝き放ってます。🚙
側がやれてても中身は運動神経の悪い若い子の様です。
Surf salon Rico suäve
ヤマモトモーターサービス
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