価値とゆかりちゃん
久しぶりのブログアップです。
平凡な日々で特にネタになる材料もなくて。。でもそんな日々が一番幸せな気もしてましたけどね。。
さて先日、サーフィンのメッカ、チバフォルニアへ出かけてきました。
一緒に行ったお客様とオーダーしたいボードの事やいろいろな会話をしながら東名高速道路を東へ向かい、朝日が反射するビルの森を抜けてたどり着いた海岸線はとても眩しく夏の名残を想わせる暖かな雰囲気でした。
今回、同行した彼は初の千葉で期待を胸に抑えきれない様子、彼との道中で「日本のサーフィン創世記に偉大な先人たちがその土地へ移り住み文化を創ってきた事や多くのプロやレジェンドサーファーのヒストリー」などを話していくたびに更に期待感が高まっていったようです。他たわいもない会話を含めながら。。
到着後、良い波で足がプルプルになるまで乗って休憩中に、shaper 中村大輔さん、レジェンド岡野教彦さんとボードについて打ち合わせ、岡野さんが「それだったらいいボードがあるよ」と持ってきてくれたのが、ビルハミルトンシェイプの5フィンボンザーのサンウェーブサーフボード。ビルハミルトンのボンザーがあったなんて、びっくりしました。。。そしてすごくかっこいいアウトライン、ロッカー、しばらくの時間なめまわすように見させてもらいました。
レイヤードハミルトンの父親でもあり偉大なサーファーでshaperビルハミルトン、映画エンドレスサマーにも登場していましたね。
大輔さんと教彦さんのお話によると1973年にボンザーの生みの親であるキャンベルブラザースと共にボンザーを開発したそうです。計算されつくされた技法が施されているそのボードにはキャンベルブラザースに敬意を表するようにサインが書かれていました。
同行した彼がオーダーするサーフボードはボンザーにすることなっていたんですが。、今回のオーダーをお願いする
「Deluxe surfboard」はボンザーフォイルフィンを大阪のビルダー中川さんにオーダー、ビルハミルトンとキャンベルブラザーズの要素を含めて更に大輔さん独自のカーヴを加えたボードになるようにお願いしました。
今の時代、ネットなどで便利に物が買える時代ですが人の手で作られる物ってディスプレイで見るだけでは確認できないですよね。
ボード一枚に先人達の物語がありその技法が施され、できあがった作品は実際に目で見て聞いて、手で触れてみないとわかりませんよね。
ただ安く買った乗ったそのような得ではなく、作り手の拘りやいろいろなヒストリー詰まっている事を知っていく得の方がよっぽど大切な感じもします。一歩踏み出して知っていく事はプライスレスですし。
彼はこのオプショナルツアーでボードに対する価値観が大きく変わったようです。
今回は「Deluxeの特別オプション」として「ルーツ付き」のツアーに同行していただきました。
彼のボードがどんな出来上がりになるかとても楽しみですね。
海岸線にあるカフェレストラン「Route59」のオーナーゆかりちゃん。大ファンの僕。
笑顔も美味しいお店です💚。
そして今日は。。
R.I.P
全てに感謝。
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