今夜こそ彼女に乗るには
今年は台風の当たり年ですね。この冬の入口に発生したようです。最後のスウェルになるか?期待したいところですね。
サーフボード、様々なボードの形状があってテストが繰り返され各モデルとして製品化されています。同じ一枚のボードでも乗り手によってはフィーリングが違ってきますよね。「これ絶対調子イイから乗ってみて」と、いざ乗ってみるとそうでもなかったり、次に乗ったら調子よかったり。また次に乗ったらアレ?ってな感じで、そんないろんなフィーリングが楽しめるのがサーフボードの面白いところだったりもします。
いいボード求めるのは絶対条件ですが、私も含め一般のサーファーはプロライダーのように、良いボードを生み出すための乗り換えができる訳ではありません。
ショップにずらりと並ぶニューボードやユーズドボード、オーダー、の中から一本を選んでからはそのボードと長い付き合いになります。私も数々のボードを乗ってきましたが「マジックボード」に当たったのはほんの数本です。たいがい最後は折れてしまうんですけどね。調子良すぎてきわどいとこまで攻めてしまうからだと思います。
ある一枚のボードのお話、とても奇抜な形でその奇妙な動きにいまひとつフィーリングが合わずにしばらく置いていたボードがありました、形が特徴的なボードでどうも馴染まなかったんですが、じ〜っとボードのアウトラインを眺めては「このボードはどうやって乗れば馴染めるのか?」スタンスの位置や合いそうな波など乗り方を追求して思った通りにテストライドを繰り返し乗り、ようやくそのボードにあるほんのわずかな「ツボ」を見つけてしまって、それ以来、そのボードのタイミングのつかみ方、加速の仕方や動きに合わせて乗る方法を覚え、その後7年間乗り続けたボードがありました。僕にとってやっと口説けたクセのある彼女的なイメージ。。そのボードの虜になってしまいました。
ボードって余程の狂いさえなければ必ず良い部分があって、波のコンディションによってボードタイプを選んで合わせて行き、そのうち慣れればどんなボードでもうまく乗れるようになると感じています。本当に上手い人はなんでも乗れるし。
たった一回乗っただけでは絶対にわからない良さが隠されているし、ボーイ・ガールフレンド的な付き合い方で、相方の良い部分を上手に引き出せれるようにこれから出会うボード達と付き合っていければいいなって思います。皆さんも眠っているボードにもう一度乗って新たなツボを見つけて次のボードに活かしてみませんか?
今はツインフィンに夢中です。いきなりのスピード感と突然の急な動きとちょっとルースな感じに萌え萌え中です。。
どうでもいいですけどクセのある女性も好みです。まだ口説けてませんけどね〜w
California Hawaii Promotion
Stingray 5'10"
shaperd by 「Daisuke Nakamura」
2002'
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